県内44市町村742地点の10年公示地価(1月1日現在)が18日公表された。1975年以来35年ぶりに全調査地点で地価が下落したうえ、すべての用途で2年連続下落幅が広がった。地域別では、鹿行地域の住宅地の下落幅(前年比7?6%減)が県平均(同5?1%減)を大幅に上回っており、県水?土地計画課などは「景気悪化で全体的に下落傾向にある Ferragamo 靴
が、需要の差が下落幅に影響した」と総括している。【高橋慶浩】
用途別に見ると、住宅地の1平方メートル当たりの平均価格は4万500円(前年比5?1%減)、商業地6万8500円(同5?2%減)で、いずれも93年以来18年連続の下落。住宅地の最高価格は「つくば市千現1の18の1」の12万5000円。昨年1位だった「同1の18の20」 rmt アトランティカ
から変更した地点がそのまま1位となった。住宅地の上位10位の構成は、守谷市5地点、つくば市3地点、水戸、取手の両市が各1地点となっており、首都圏に近い県南に集中した。
一方、下落率の高い住宅地10地点は、行方、潮来、鉾田の鹿行3市が占めた。山本不動産鑑定事務所(牛久市)の山本光雄代表(不動産鑑定士)は、3市について「元々外部
からの需要が少ないうえ、他地域との競合や人口減少の影響が出た」と分析した。
商業地の最高価格は「水戸市宮町1の2の4」の39万6000円で、95年以来16年連続1位。上位10地点の構成も水戸市6地点、つくば市2地点、取手、守谷の両市が各1地点で昨年と同じだった。下落率の高い商業地10地点は、個人店舗が多く、県内で増加傾向にあ
る大型商業施設への買い物客流出が大きく影響しているという。
つくばエキスプレス(TX)の沿線地価は下落が続いているものの、下落幅は縮小傾向で、県水?土地計画課は「今後はほぼ横ばいが続く」とみている。山本代表も「開業当初は外部からの投資対象となったが、近年は地元主体の安定した地価水準になりつつある」とした。
また、11日に開 rmt 信長
港した茨城空港(小美玉市)に近い住宅地「同市山野インマ峯25の11」は前年比9?4%減となっており、同課は「開港による地価上昇は特に見られない」としている。今後の県全域の地価動向については「春闘などの動きを見ると、今後下落幅は緩和するとみられるが、需要による地域間格差は一層広がる」との見通しを示した。
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◇公示地価上位5地点◇
(1平方メートル当たり、単位1000円。カッコ内は前年順位)
<住宅地>
1(?)つくば市千現1の18の1 125
2(2)水戸市備前町5の5 121
3(4)つくば市天久保1の8の12 109
4(5)つくば市春
日2の15の5 106
4(3)守谷市けやき台5の13の7 106
<商業地>
1(1)水戸市宮町1の2の4(マイム) 396
2(2)つくば市竹園1の6の1(つくば三井ビル) 271
3(3)水戸市南町2の4の35(パセオビル)
182
4(4)つくば市東新井24の3(ドコモショップつくば) 170
5(5)水戸市泉町1の2の1(アーバンスクエア水戸ビル) 167
◇公示地価下落率ワースト5地点◇
(単位は%、▼はマイナス)
<住宅地>
1 行方市玉造新田前甲704 ▼12.0
2 潮来市上戸横須賀21
20の2 ▼11.8
3 潮来市上戸芝宿41の3 ▼11.6
4 潮来市潮来浅間下5029 ▼11.4
5 潮来市新宮1918の3 ▼11.3
<商業地>
1 稲敷市江戸崎本宿通甲3125(かわじり化粧品
) ▼12.2
2 鉾田市上沢井ノ上1665の4(常陽銀行大洋出張所) ▼10.3
3 笠間市赤坂9の5(ワークマン笠間店) ▼ 9.7
4 ひたちなか市湊中央2の1の29(秋葉印舗) ▼ 9.7
5 ひたちなか市表町1の4(パブスナックトンボ) ▼ 9.2
3月19日朝
刊
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引用元:ラテール rmt
Blackwater
11 年前
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